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メルボルン公演シドニー公演公演を終えてvisitor's book
オーストラリアツアー シドニー公演 01/10/20〜21

シドニー公演 シドニー公演



アートスペースThe Gunneryは、コンテンポラリーなアートギャラリーで、コンクリートの無機質な空間に張られたストリングラフィは、インスタレーション作品の様であった。会場をプロセニウム形式に使用し、オリジナル曲演奏のための半音階セットを含め6セットを設置した。

街の中心部からやや離れたギャラリーで、有料であったため、観客の大半はアート関係者やアートファンだった。それ以外にシドニー在住の日本人が多く訪れたことが特徴であった。事前の日本人会の情報誌等による宣伝で、3回の公演はほぼ満員でになった。

在シドニー総領事加藤重治氏、国際交流基金 シドニー文化センターの岡本所長、横山次長、チーフプログラムコーディネイターの許斐氏がいらした。

ここでは、メルボルンとは対照的に、オリジナル曲、現代曲を中心に据えた重厚なプログラム構成で約50分のコンサートを計3回行なった。やはり1曲目のビバルディ作曲"春"の演奏が始まると、観客は初めて出会うストリングラフィの音色に驚きを隠せないと言った様子であった。クラシック、日本の曲からコンテンポラリーミュージック、そして後半は水嶋のオリジナルを中心に演奏した。演奏者と観客が一体となり緊張感のあるコンサートとなった。

終了後のオープニングレセプションでは、観客から多くの讃辞と質問を受けた。ほぼ全員がストリングラフィを初めて知ったとのことで、もっと幅広く宣伝し多くの人に観てもらうべきだという声がかなり多かった。その点に関しては、世界にたったひとつしかないオリジナルな楽器ゆえに、事前の宣伝方法などにかなりの工夫が必要だと実感した。



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